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無意識を追いかける。『IN』 [本]

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  • 作者: 桐野 夏生
  • 出版社/メーカー: 集英社
  • 発売日: 2009/05/26
  • メディア: 単行本



桐野夏生『IN』読了。

恋に落ちて、粘着質に燃えて、別れた小説家♀タマキと編集者♂青司。
大作家緑川未来男の著作に登場する愛人○子と妻千代子と緑川本人らしき人物。

○子は誰なのかを探る小説を書こうとする小説家タマキの創作の過程に、
タマキの人間関係と緑川を巡る人々がリンクしたり離れたりしながら
物語がゆるゆると進む。

でもそれぞれの強さと魅力に引き込まれて、
3日で読了した。

『小説とは皆の無意識を拾い集めて、
 物語という時間軸とリアリティを与え、
 さらに無意識を再編することだと気づく』

というタマキ。
まさにこの作業の過程を見せつけられる小説。

自分の無意識を1つ1つ顕にするような小説という印象だった。
怖いけど、でも覗きたい。


で、そんなワールドにひたりたくて、
また次も桐野夏生作品に手が伸びる。



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超大きな買い物。『ローン以前の住宅購入の常識』 [本]


ローン以前の住宅購入の常識 (講談社の実用BOOK)

ローン以前の住宅購入の常識 (講談社の実用BOOK)




そんなことも考えなきゃいけないなという年代に入ってきて、
ふと、ナーンにも知らないことに気づきました。
そこで、住宅購入に当たっての超基本をざっとみたいと思って買ったのがこれ。
マンションのよいところ、戸建について、ローンについての考え方、
定期借地権と所有権のメリットなどなど、内容は浅くひろーくです。

比較、QAなど、あの言葉聞いたことあるけど、
よくわかんな~いというところをうまくひろってくれてるなという印象。
字も大きいし、イラストや漫画も多くて、そんなに情報量は多くないものの、
法律とかお金とかにとにかく苦手意識の強い私にはぴったりの本でした。

マンションか中古戸建てか新築戸建てか土地に新築か、
お金はどうするかとか、いやー、家買うって大変なんだなあ。
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今も昔もサラリーマンがやってることは同じ。『不毛地帯』3巻 [本]


不毛地帯 第3巻 (新潮文庫 や 5-42)

不毛地帯 第3巻 (新潮文庫 や 5-42)




第3巻読了。
提携とか合併とか、
持ち株比率のせめぎあいとか、
役所や政治家への根回しとか、
今も昔もやってることは同じですね。

キリンとかサントリーとか、JCOMとか住商とかKDDIとか、
あおぞら銀行とか新生銀行とか、
新聞ドキュメンタリー記事読んでるのかとふと思っちゃいます。

それこそ山崎豊子作品の面白いところだなーと。
稼ぐものは変わっても、やってることは一緒だと。
『白い巨塔』読んだときにも思いました。

あと1冊と思ったら、アマゾンみると5巻まであるみたい。
家のなか探検しなければー。
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ドロドロの商社マンたち。『不毛地帯』第2巻 [本]





最近、帰りの終電間際の電車で読む『不毛地帯』だけを楽しみに生活しております。

大本営の参謀だった壹岐正が、11年のシベリア抑留のあと、
商社マンとして新たな戦いに挑む姿を描く、というのが超簡単なストーリー
伊藤忠商事の元会長・瀬島龍三がモデルといわれています。

シベリア抑留~“商社マン”になるまでを描いた1巻に比べ、
すっかり商社マンの彼が商社間、社員間のドロドロにはまっていくのが2巻。
商社マンにならなくてよかったーと思ってしまうくらい、ドロドロです。
小説として読むと、そのドロドロにずっぷりはまってしまいます。
さすが山崎豊子作品です。

残すはあと2巻ですが、それを読んでしまうのももったいないような、
でも、やっぱりよまずはいられない小説です。
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無料だと喜んでると、実はお金使ってるかもよ。『フリー』 [本]

日記に書きたいネタはとりあえず置いておいて、忘れないうちに本のレビューから。


フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略




インターネットの情報を始め、無料でいろんなものを使ったり見たり読んだりする時代。

実は、ちゃんと利益を生み出す構造になっている。広告だけではない、お試し版から有料版へのシフト、無料で名前を売って関連グッズを売るなどなど、その方法はいろいろ。その実例がやまほど。さらに、若者は無料が当然と思っているこの世の中。

無料、という観点から横断的にいろんな事象、サービスを見た1冊。切り口は、心理学、経済学など縦横無尽。こういう物事の切り取り方は大好きだ。だから読みきれた。一方で、無料だ無料だと喜んでると、ちゃっかりお金もむしりとられちゃうんだぞ、なんてことも感じた。

でも、なんせこの本、レイアウトが読みにくい。ノドぎりぎりまで文章が入って、行間ぎちぎちだし。紙が軽くて厚さのわりに本が軽いのはいいけど、もちょっと読みやすい本にしてほしかったかな。なぜか1ヶ月近くもかかってしまいましたよ、読むのに。開くと面白いけどつかれちゃうから。

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『知識ゼロからのミュージカル入門』発売中。 [本]


知識ゼロからのミュージカル入門

知識ゼロからのミュージカル入門




先日のブログでも少し触れましたミュージカル本。
9月10日に無事発売になりました!
ミュージカル好きの間ではおなじみの
ミュージカル指揮者 塩田明弘さんの監修です。

できるかぎり日本でも実際に舞台を観ることができるものを中心に、
50作品近く紹介しつつ、小ネタや基礎知識なども紹介した1冊になります。

このシリーズ自体が“初心者向け”を意識しているので、
ミューオタな方々には物足りないかもしれませんが……

ミュージカルって何よ!って方も
ミュージカル観たことないけど興味はあるって方も
ミュージカルってちょっとだけ観たことあるけど何か?って方も
ミュージカルについてはまぁオタクですって方も

書店で見かけられたら、お手にとっていただければ幸いです[るんるん]
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天使の羽でやせました。『天使の羽DIET』 [本]

2月末の結婚式前の1か月。
本気でダイエットしてました
ダイエット自体が仕事でしたし。

そうして、予定通りやせました(^o^)
そんな当時の苦労話も含め、
私がやってたダイエットが本になりました~!
天使の羽ダイエットです♪





天使の羽とは、肩甲骨のこと。
肩甲骨動かすと、いいんですよ。
そのわけは、ぜひ本読んでみてください。
少なくとも、背中やせます。

ちなみに今はダイエットやってません。
かろうじて、月1~2回のピラティスかヨガはやってますが。
だけど、当時からまだ1kgしか戻ってません。

ま、
酒後18時間食べちゃダメと、
週1回やってくる1日フルーツデイはつらかったけど、
本当にやせます。
本当に。

考案者のGETTAMAN(=下駄でホノルルマラソンを走るオトコです)に感謝。
実験台に選んでくれた編集担当者に感謝。
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天使と悪魔の次にお勧め。『バチカン-ローマ法王庁は、いま』 [本]

mixiレビュー機能に限界感じてこちらにもアップ[ウッシッシ]


バチカン―ローマ法王庁は、いま (岩波新書)

バチカン―ローマ法王庁は、いま (岩波新書)

  • 作者: 郷 富佐子
  • 出版社/メーカー: 岩波書店
  • 発売日: 2007/10
  • メディア: 新書




イタリア準備用読書シリーズです。
古本屋で発見して購入。「天使と悪魔」「ダ・ヴィンチコード」のあとに最適な1冊。


朝日新聞の記者がみたバチカンです。
文章読みやすく、
前教皇、現教皇の話、リアルなコンクラーベの話から、
バチカンの皆様もサッカーがお好き[ハート]など、
硬軟取り混ぜてエピソード満載。


かつ、新聞記者らしく、聞きなれない言葉はちゃんと解説してくれるので、
非常にわかりやすかったです。

ダヴィンチ・コードについてのバチカンでの評判も
ちゃんとインタビューがのってます。
バチカンが気になる人にぜひ。
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お友達どうしでもこんなに違うのねー。『ポスターを盗んでください』 [本]


ポスターを盗んでください

ポスターを盗んでください




広告屋さんは、文章簡潔に、かつかっこよくまとめるのうまいなー。
原田宗典氏のお友達、よくエッセイにも登場する
アートディレクター 原研哉氏のエッセイ集です。

1文1文がかっこいいんですよ。何だろう、言葉の使い方かな。
修飾語が極限までそぎ落とされているのに、
適切だから目に情景がうかぶ。
しかも、一段落は長くて4行まで。たいてい2行で改行。

これって、きっと15秒の世界や、ぱっと観の印象が勝負の
広告屋さんだからかしら。

あと、切り口もかっこいいんだなー。
タイトルの「ポスターを盗んでください」っていうのも、
盗まれるくらい魅力的なポスターをつくりたいっていう話。

きっとハラダムネノリ式だと、
すごくかっこいいっ!最高っ!と思って
がんばってつくったんだけど、
やっぱり駅で見たら恥ずかしくなっちゃって、
だからポスター盗んでよ~っ
ってなるんだろうな[わーい(嬉しい顔)]


へーっ、すごーいと思いながら読んでましたが、
エッセイ集として延々と続くとちょぴっと疲れちゃいました。
個人的には、原田さん的な見方が生に合うカモ。

でも、連載もので1篇ずつ毎月ならば、間違いなく絶対愛読します。
と思ったら、やっぱりこの本は連載を集めたエッセイ集でした。納得。
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大発見も地道で緻密な作業から。『世界で一番売れている薬』 [本]


世界で一番売れている薬

世界で一番売れている薬




この薬は、日本人が発見したんですけどね……

いろんな医者から、誇らしげなこの言葉を聞きました。
その薬とは、全世界で使用者は3000万人とも言われる
世界で一番売れている薬「スタチン」。
コレステロールや中性脂肪の血中の量が異常な状態である
脂質異常症(高脂血症)の治療薬です。

この本はその発見者である遠藤章東京農工大名誉教授の
スタチン(ML-236B)発見のエピソード
商品化にいたるまでの国際的な駆け引き、
そして、国内外での遠藤名誉教授への評価のあまりにも大きな違いなどをまとめた1冊。
2006年、第13回小学館ノンフィクション大賞受賞作。
お仕事がらみで読み始めましたが、これがまた面白かった。

化学的なことは正直よくわかりません。
しかし、6000株ものカビからコレステロールを下げる作用をもつ
抽出するという気の遠くなるような行程、
発見後もラットで実験したらどーだ、犬でやったらどーだなど、
とにかく緻密な作業や、
人に役立つ仕事をしたいという夢と執念。

さらに、薬だからこその壁も大きく、
どんなに人での効果確認をしたくても、
もう手をつくし、心臓の疾患に至るのを阻止できない
家族性コレステロール血症の患者をもつ医師からのSOSがあっても、
どうしても会社の許可が下りない。
会社には危険な橋をわたるわけにはいかないという事情があるにしても、
目の前で苦しんでいる人に手を差し伸べることができないという
遠藤氏や医師たちのジレンマ
でも、非公式で試用して今もその女性は元気に生きているという現実。

まるで“プロジェクトX”並の展開で、
面白い小説を読んでいるかのような気分にさせられました。

何かをなしとげるためには、まずは緻密で単調な作業、
それをがっちりと支える夢と執念が必要。

それを忘れている人が多い気がします。
最初からすごいことなんか決してできないわけで。
小さなこと、基礎的なことの積み重ねがないと、
何も始まらないんです。

ワタクシ、まだ働き始めて10年もたっていない若輩者ではありますが、
それを改めて感じさせられ、心に刻んだ次第です。

そして、将来スタチンのお世話にならなくてもよいように、
食事や運動にちゃんと気をつけなきゃとも[ふらふら]
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